解説&かってな個人的感想
原作: 『空飛ぶゾウ ダンボ』
製作:1941年
上映時間:64分
日本上映:1954年
アカデミー賞 ミュージカル映画音楽賞受賞
カンヌ映画祭 アニメーション映画賞受賞
ダンボが生まれる2年前ピノキオとファンタジアが公開されたのですが、そのときの世間がみるアニメーションに対する評価はあまりにも低かったのでした。
莫大な制作費と卓越した技術を駆使して作られたこの作品も例外ではなく思った程、利益を上げられなかったのです。
当然、次に生まれる作品に掛ける資金も削られ、しかも第2次世界大戦の真っ最中だったため、人員もアニメーションに使われる道具も少ない................................
このような最悪な環境で、ダンボは産声をあげたのでした。
ただ、このような苛酷な環境でこそわかりやすい感動的なストーリー、なによりも超個性的なキャラクター達が生まれたのではないかと思っています。
64分という上映時間もハッキリ言って中途半端ですが、これはウォルト・ディズニーが作品のテンポを重視した結果、これ以上はどうしても延ばせないという強い意向で中編アニメーションとして世に出たのです。
この作品がヒットしたかというのは『耳がダンボ』っていう言葉が浸透していることからもわかるように、世界中大ヒットでした。
全体にこの作品を見た感想は、本当に子供達に見せたい作品だなーとつくづく思ってしまいました。ダンボだけが独りでいても何もできないけど、ティモシーや、からす達に助けられて初めて自分の弱点を克服することができた。
そうです、一人では何もできない、みんなの助けがあってこそ自分は強くなれるんです。
そういうメッセージが強く感じられる作品です。
あともうひとつ、私が決定的にダンボを好きになった理由。
それは、単純にかわいいと思ったからでした。
ダンボは物語の中では一言も喋りません。
だからとっても表情が豊かで、見ている側が『ダンボは今こんなことを考えているんだ』といろんな想像が沸いてきます。
そんなダンボを見ているとギュ〜っと抱き締めたくなり、無邪気でかわいいダンボにグングンのめり込んでいきました。
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